雨降り後の靴の手入れは怠らず
帰宅してからの靴の手入れは人によってまちまちだと思います。
基本的には埃を払っておけば次に履くときに汚れた状態で履かなくてもよく、テンションがさがることもないと思います。
雨用の靴はそこまで濡れなくても汚れがつきやすいのでしっかりとブラッシングしておきます。
通常は馬の毛のブラシを愛用していますが、泥がしつこい時のみ繊維の硬いブラシをつかいます。
反射して見えにくいですが、豚の毛の固めのブラシで軽くこすります。
この豚の毛のブラシは栄養クリームを伸ばす時の仕上げで使用してるので、本当に薄く軽くクリームが靴について、革もしなやかさを取り戻します。
特に雨の日は靴が濡れていれば乾かすときが最も注意する必要があります。
急速に乾かすとカピカピになるうえ、反り返る可能性もあるので、大切な靴を濡らしてしまうと余計な神経をつかい精神衛生上よくありません。
雨の日は使い古したものか、頑丈でどんな状況下でもへこたれないような靴を実験的な気持ちで使うのが良いと思います。
程よくクリーム付きのブラシで擦れたらクロスで拭いて艶をだしてやります。
雨用の靴は次の雨の日まで待機するので、それが、また翌日使用することになるのか、一月先の事になるのかは分からないからこそ手入れを怠ることはできません。
今日はそこまで濡れずにすんだので簡単に終わりましたが、本当に濡れた場合はあえて手入れせずに放置して、程よく乾燥するのを待つ場合もあります。
手間がかかるのなら雨の日くらいゴムの靴でも履けばよいではないかと思われるかもしれませんが、そんな中でも革靴を履くという姿勢に自分自身が奮い立っているのかもしれません。